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2次創作 「2人の薪 1」

白状します。今回のネタはまるっきりテレビドラマの、パクリです。ごめんなさい。
ああ、オリジナリティのない私。


このあとまだ書けてませんので、後から1を変更してつじつま合わせをするかもしれません。
この題名でこの導入、「あ!」と思われた方、真性のxxxxxです。




薪が2人いる。


朝、「そろそろ鳴ろうかなあ」と考えたとたん、パシッっとアラームOFFボタンを押されてしまった目覚ましが、鳴る前に先を越されて、悔しがる。
OFFした張本人はボタンに手をかけたまま、頭が起きるのを待っていた。
眠りの底から這い上がって、いつもの朝、いつものベッド、いつもの... ん?

隣に誰かがいる。一緒のベッドで寝ている。

驚いてガバッと飛び起きて隣を見ると、こちらに背を向けて丸まり毛布を独占している奴がいた。
茶色がちの髪の色、見覚えのあるパジャマ、毛布からはみ出している小さな薄い背中。
親近感を抱く その姿... 親近感がわくはずで、それは鏡に映ったような自分の姿。
あれ、そこに寝ているのが僕ならば、僕は誰だ?

とりあえず隣の奴をたたき起す。
僕の毛布を独占しやがって。思いっきり毛布を引っぺがすと、ころころベッドから転がり落ちて目を覚ました。
キョトキョトと見まわして、僕を見つけて指さして言った。「あ、あなたは、ぼく?」
その驚いた顔も、たしかに僕の顔である。

「お前、誰だ?」「あなたこそ、誰ですか」
「僕は薪剛だ」「ぼくだって、薪剛です」
「うーん、じゃあ初恋の人の名前は?」「幼稚園の加藤ゆり先生」
「あっているなあ」「あなたの勤務先は」
「科学警察研究所の第九だ」「そうですよね」
「記憶もいっしょか..。お前、ケツ見せろ」「え!、あ!、何するんですか。きゃあー」
「小さい時犬にかまれた傷も、あるな。」「あーん、恥ずかしい」
「ほら、僕にもあるか、お前見ろ。」「きゃー。(顔を覆った指のあいだから見て)あります」
「じゃあ、2人とも本物なのか?」「恥ずかしいよう。えーん」
「寝ている間に、2人に分裂したのか?」「えーん」
「どうやって分裂したんだろう」「えーん」
「元に戻る方法を、考えないと」「えーん」
「うるさい! いいかげん泣くな」「えーん、えーん」

奴の顔を見ているうちに、鏡に映ったようだという最初の印象が、間違っていることに気がついた。
僕が知っている自分の顔より、温和で優しそうな雰囲気が漂っている。
同じパーツが同じ位置にある顔なのに。
会話をして確信した。体や記憶は同じなのに、性格はかなり違っている。
やわらかく、穏やかで、人当りがよさそうな、一言でいえば"善良"という言葉がぴったりくる感じ。
だけど今の僕にとっては、内気な優柔不断さが、とても神経にさわってくる。

「第九に出勤しなければならないな」「そうですね。」
「この異常事態は、とりあえず皆には伏せておこう」「そうですね。」
「お前、泣くか、そうですね、しか言えないのか?」「だって、ぼくの答えは期待していないでしょ? 自分の考えをまとめるために話しかけてるだけ」
「ふん、まあいい。今日は僕が行く。明日はお前だ」「え?、ぼくも行くんですか?」
「だってお前だけ楽するのは、不公平だろう」「そうですね」
「ほら、また。自分の意見はないのか! いらいらするやつだ」「えーん」
「だから、泣くな!」

その時、迎えにきた岡部が鳴らしたチャイムが、部屋に響いた。

(続)



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コメント

【 おもしろーい!! 】
すぎやまださん、 こんにちは、
お久しぶりでございます。
よくわからないですけど、すごく面白いです。
テレビドラマを見ないわたしには出典がまったくわかりませんが、面白いです。
続きも楽しみにしています。
【 Re 】
おー みーちゃん、いらっしゃいませ
> よくわからないですけど、すごく面白いです。
ありがとうございます。
シリアスになるのか、コメディになるのか。
自分でも予測がつきませんが、頑張ってみますね。

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